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息子の頼みでシラカシを庭に植えて３年ほどたった。 いわゆる「ドングリ」の木だ。

毎年、息子が「今年もだめだった」と嘆いていたが、どうやら今年はドングリが秋にはなりそうだ。

いまかいまかと待ちわびていた花がやっと、１つ２つ咲いたのだ。 一度、植えなおしたこともあって樹勢が衰えかけたこともあったが、もともと精力的な木だけに元気になったようだ。

だけど花は普通は４―５月に咲くということで、なんなんだろう。 ただの葉っぱだったりして。

いずれにしても花を待ちわびながら毎日、木を観察していると、木もたった１日でずいぶんと成長するのが手に取るように分かる。

子供の成長に気がつかないのは、毎日、子供をちゃんと見ていないからかもしれない。