そっくり ― 2005/10/03 09:21
子供にとってはクリスマスと誕生日は楽しいようで、自分の誕生日が近づいてくるとソワソワ、ワクワク、落ち着かなくなる。
幸い祖父母が健在なので両親の分をあわせて計3つの玩具(玩具に限らないが)を手にできるとあって、例年、どんなものを誕生日プレゼントに頼もうか大いに頭を悩ませているが、今年は早々と決まってしまった。
親も大いに気に入っているのがエポック社のスーパーサッカーDXスタジアム日本代表チームモデル。人形を操作して相手チームのゴールにシュートするという昔ながらのサッカーゲームだが、デザインもかっこよくなったし、なにしろ付属の人形を別売りの日本代表選手のフィギュアに交換できるのがいい。
そのフィギュアがまた本物そっくりなのがいい。いつもはテレビ画面でプレーしている代表選手を自分の手足のように使って、「ヒデ、そこでパスだ」とか「シンジのへたくそ」とか、本当は自分の操作がへたくそなのだが、それはそっちのけで日本代表と自分を同一視してしまえるところが、一段とゲームを盛り上げる結果となる。
先日、フィギュアの方を一足先に入手。息子の誕生日の目前にいよいよ、スーパーサッカーDXスタジアム日本代表チームモデルを購入して、大サッカー大会となりそう。日本代表チームVS家族チームということで、デフォルトの人形に家族の顔写真を貼り付けて楽しもうなどと考えている。
季節外れ ― 2005/10/04 21:54
新しもの好きというのはどうやら親父譲りらしい。
ン十年前のことだが、わたしがまだ幼稚園にも上がらない幼いころのことだ。このところ、すっかり秋めいてきて部屋の中に場違いな扇風機があるのを見るたびに思い出す。
まだオヤジも40歳になるかならないかのころだ。オフクロが買い物に出かけられないということで、オヤジに扇風機を買ってきてくれと頼んだらしいのだが、家にきたのはモーターで羽がくるくる回る扇風機ではなかった。
いまだに何であんなものを買おうというきになったのか不思議でならないが、「新しもの好き」ということで説明がつく。しいて例えればクーラーだろうか。冷風扇と同じで水の気化熱で空気を冷やす仕組みになっていた。
テレビのような箱型の背面に上から水を流す機構がすえつけられていて、その手前に円筒形をしたドラム状のファンがついている。このファンが回ることで空気が背後から入ってきて水によって冷やされて前方から”冷たい風”(?)を噴出すはずだった……。
「はずだった」というのは、確かに涼しいが、風量が少ないために前面に顔をもってこないと涼しさをとても感じられないような代物だったからだ。挙句の果てにモーターの音のなんとうるさいことか。水冷というアイデアはよかったのだが、あまりにも貧弱な冷却機能に家族の評価は低かった。
「何で買ってきたの」と子供ながらに聞いた記憶があるが、オヤジはただだまってニヤニヤするだけ。今になって、ただほしかっただけなのだろうなと想像がつくだけに、変なところが似てしまった自分がなんともやるせない。
チャリンコはライトをつけて ― 2005/10/06 11:46
このところ雨続きの天候には困ったものだ。
チャリンコ通勤しているだけにカッパを着て出かけなくてはいけないうえに、それでも濡れてじとじとする体を拭くタオルを用意しなくてはいけない。もっと困るのが雨で視界がさえぎられることだ。
特に夜はあぶないからとライトをつけたうえに、白色LEDをチカチカさせて慎重に走っている。
ところがあぶなっかしいヤツに遭遇することがある。薄暗くて雨が降っているのにライトもつけずに傘を持って片手運転しているヤツだ。
こっちは夜目もきかないだけに、ライトをつけていない自転車を発見するのは容易ではない。薄暗いところに突然、車のライトに浴びあがった自転車を見つけてあわててハンドルを切る羽目になる。
そんなやつは一度、チャリンコに乗って事故を起こして大怪我でもして痛い目にあわないとライトをつけるようにならないのだろうかと思うが、そんなことを言っていると事故に巻き込まれたりしないかと心配!!
50の手習い ― 2005/10/07 10:45
痛っ――。
朝、どうも体が変だ。胸の筋肉やら腰の筋肉やらが痛い。寝床からヒーヒー言いながら起き上がったが、どうしてだろうと考えて昨夜の水泳教室が原因なのだろ思い出した。
「50の手習い」という言葉があるが、地元の水泳協会主催のワンポイントレッスン教室(計5回)に先週に続いて参加して、頑張りすぎたようだ。
背筋の衰えが気になっていたので(腹部の贅肉という説も)、少しは効果があるかなとバタフライを習得しようと思い立ったのだが、キツかったらしい。
夜7時から閉館までの1時間半あまり。先週のキックだけで25mを行ったりきたりしたのに続き、タイミングはかるために今回は手の動きをつけたが遅々として前に進まない。
体の痛みを考えると、バタフライの習熟度は別にして当初の目的を達成しつつあるようだ。頑張って来週も行こうと思うが、「頭の奥底で体を壊さぬよう」というつぶやきも聞こえる。
マイペースが肝心か。
チラシ ― 2005/10/08 09:12
帰宅したらテーブルの上に英国式リフレクソロジー「リフレのお部屋」のチラシが無造作に置いてあった。
ふふふん、と思って手にとって見てみると、どこかで見たような名前。妻の知人の奥さまが、プロライセンス実技資格を修得したということで10月17日から近所の奥さま方を対象にサービスを開始することになったのだという。
そのご近所は駅に出るにも坂を上って15分ほど歩く必要がある。路線バスの停留所まで離れているうえに、最近流行のコミュニティーバスの路線からも見放されている陸の孤島。そこで近所で手軽にマッサージできる場所を提供することを思いついたのだという。
わざわざ繁華街に出なくても足裏マッサージを受けられるのがセールスポイントだとか。
付近にあるのは多磨霊園、府中運転免許試験場……とだだっ広い土地ばかり。人口密度もさほど高くない。選挙のときでもマンションが近くにあるわけでもないので、総選挙の際にも選挙カーが時折、通るだけの静かな土地柄である(それはそれでいいのだが)。
おのずと市のさまざまなサービスからも見放されることになる。図書館、文化施設、温水プール……。すべで駅周辺の高台に集まっている。「リフレのお部屋」はそうした現状を変えていきたいというささやかな試みか。
ということで、よしバタフライの筋肉痛の痛みを緩和してもらおうと、refle - mam @ docomo.ne.jpにメールを打って予約しようと思ったら、対象は奥さまだけという。残念、男はお呼びでなかった!!