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ニューホライズン探査機(4)冥王星―カロンは連星系2006/01/08 15:32

Pluto/Charon Orbit Sun (MP4, 1,810KB)icon

<Pluto-Kuiper Belt mission>iconのNew Horizon探査機が目指す冥王星には衛星が3つある。うち最大がカロン。

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地球と月の関係のように3つとも赤道上空の軌道を円運動しているが、冥王星が公転面に対して寝転んだ状態で回転しているために、3つの衛星は公転面に対して切り立った状態で冥王星の周りを回っている。太陽系では寝転んだ状態で公転しているのは天王星と冥王星だけだ。

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Pluto/Charon Orbit Sunのanimationを見てもらえば分かるが、実は冥王星は波のように公転面を上下しながら公転している。これはカロンが冥王星に比べてずいぶんと大きいことが関係している。北米大陸との比較でも分かるように、カロンが大きいためにカロンと冥王星の重心が冥王星の内部にではなく冥王星よりも外側に位置してしまっている。

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このため冥王星とカロンの間にある重心の回りを冥王星とカロンが回転している。宇宙にはこうした<連星系>(binary)は珍しいことではないが、太陽系では冥王星―カロンしか例がない。

なぜ、こうした特殊な関係になってしまったのか。おそらく冥王星とカロンがどのように形成されたのかと無関係ではなさそうだが、New Horizon探査機による観測で冥王星―カロンがどのようにできたのか解明されるに違いない。

    資料
  • NASA Sets Sights on First Pluto Missionicon
  • press kiticon
  • New Horizons mainicon
  • New Horizonsicon

2012年には米国のハイブリッド車のシェアは4.2%との予測2006/01/08 17:19

気になるrelease

米国でのハイブリッド自動車の普及予測が発表された。ジェイ・ディー・パワー アジア・パシフィックのicon<米国ハイブリッド車需要予測>icon

米国でのハイブリッド車の販売台数、2012年までに268%増の見通し 販売台数は大幅増でも、市場全体におけるシェアは伸びずとのことだ。

2012年といえば6年後。そこで、さて6年後にわが家の車をハイブリッドに買い替えるかどうかを考えてみた。トヨタのハリヤーやクルーガーのハイブリッドは魅力だが何しろ高い。ランニングコストは低燃費で安くつくのでいいいが、初期投資が高くつくのはつらい。

結局はガソリン車の2割増しぐらいの価格だったら買うかもしれないなぁ、とふと思った次第。6年で価格が大幅に下がるのを見込んで、リリースの予測を裏切ってシェアが大幅に伸びると期待しよう。