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■H2Aロケット9号機の打ち上げ成功■首都圏直下型地震の被害想定■おいでよどうぶつの森はなかなか■2006/02/20 16:04

気になるrelease

  • 1カ月足らずで2機打ち上げ

h2a打ち上げに成功した9号機(JAXA、RSC提供)

    国産大型ロケットH2Aの9号機が2月18日に打ち上げられた。搭載していた衛星は運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)。気象観測と航空管制を担っている「ひまわり6号」(2005年2月打ち上げ)の2号機にあたる。ひまわり6号の気象観測機能をバックアップするほか、航空管制については6号と2機体制で担当する。

    <「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)のH-IIAロケット9号機による打上げの結果について>のリリースがそっけないのがかえって気を引く。というのも打ち上げた衛星そのものよりも、今回はロケットの打ち上げ成功そのものが意味をもっているからだ。

    今回のH-IIAロケット9号機によるMTSAT-2打上げ実施にご協力いただきました関係各方面に深甚の謝意を表しますだではなく、もっとアピールしてもよかったのかもしれない。

    H2Aの商業化に大きなステップともいえる9号機の打ち上げ。<H2Aロケット>にあるように、H2Aは2001年に試験機1号機を打ち上げて以来、今回で9回目の打ち上げとなったが、前回8号機の1月24日の打ち上げから1カ月足らずの期間しかたっていない。

    H2Aロケットを衛星打ち上げビジネスに活用する計画が進んでいるが、顧客のニーズに合わせた柔軟の打ち上げに対応するには、打ち上げから打ち上げまでの期間をいかに短縮するかが重要な要素となっている。

h2a大型ロケット組立棟から射点に移動する9号機。組立棟の内部で2機を並べて整備できるようにしたことで打ち上げ期間が短縮された(JAXA、RSC提供)

    1カ月という短い期間で8号機、9号機を打ち上げることができた今回。今年は衛星打ち上げビジネスに本格参入する節目の年となりそうだ。

icon<「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)のH-IIAロケット9号機による打上げの結果について>icon
icon<H2Aロケット>icon
  • 東京直下型地震の被害見直し
  • 東京湾北部地震(震源・東京湾北部)、多摩直下地震(震源・東京都多摩地域)が発生した場合に想定される被害状況が公表された。

    ■火災による建物被害
    ・東京湾北部地震M6.9の場合、都内の建物約270万棟のうち、約18.3万棟(約7%)が焼失し、焼失面積は約53平方km
    ・東京湾北部地震M7.3では、約31万棟(約11%)が焼失し、焼失面積は約98平方km
    ・多摩直下地震M6.9の場合、約10.7万棟(約4%)が焼失し、焼失面積は約30平方km
    ・多摩直下地震M7.3では、約29.3万棟(約11%)が焼失し、焼失面積は約81平方km

    ■人的被害
    ・東京湾北部地震M6.9では、約2,300人が死亡し、約41,000人が負傷する
    ・東京湾北部地震M7.3では、約4,700人が死亡し、約89,000人が負傷する
    ・多摩直下地震M6.9では、約1,100人が死亡し、約31,000人が負傷する
    ・多摩直下地震M7.3では約2,700人が死亡し、約52,000人が負傷する

    家族や自分、自宅はこうした予測の対象外と思っているのは間違いなのだろう。ついつい現実から目をそらしてしまうが、いざというときの覚悟と準備は必要だ。

    東京都防災会議地震部会の<首都直下地震による東京の被害想定(中間報告)>。震源の深さは約30~50km、地震の規模はM6.9とM7.3としている。中間報告では冬の夕方18時に発生したとして、風速毎秒6mの風が吹いているとしてまとめた。

icon<「首都直下地震による東京の被害想定」(中間報告)の公表について>icon
icon<首都直下地震による東京の被害想定(中間報告)の概要>icon
icon<首都直下地震による東京の被害想定(中間報告)Ⅰ本編>icon
icon <首都直下地震による東京の被害想定(中間報告)Ⅱ資料編>icon
icon<首都直下地震による東京の被害想定(中間報告)Ⅲ手法編>icon

雑記帳

  • オデモリをやってみた
  • 「いつ、オデモリを買うの?」と何度もせっつかれていた<おいでよどうぶつの森>を手に入れた。DSが2台あるので息子が通信をしたがって、いつ買うのだとずっと迫っていた。

game

    さっそく試してみたがアドバンスのようなケーブルで接続しなくても、無線なので相手の村に自由に遊びにいける。

    なかなか面白い。家には無線LANアクセスポイントもあるので外出した際に家にいる息子とオデモリを試してみようかなどと考えているが、どうだろうか。



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