ゲームで培う集中力 ― 2005/11/10 19:26
ゲームで集中力を培っても......
昨晩のことだ。
スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボールを誕生日プレゼントにもらった息子が兄と対戦した。
[スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボールのゲーム風景](mp4,15,016KB)
なにしろ息子は自分がもらったプレゼントということで誰にも触らせようとしない。兄弟が遊びたいといっても自分が遊ぶとき以外は遊ばせないという徹底ぶりだ。
プレー時間が当の息子だけ長くなる。
テクニックが向上するのはあたりまえ。
バットを振るタイミング、守備の際のコントローラーの動かし方など、それはもう半端なもんじゃない。ぶんぶん振り回してホームラン、平然とゲッツーをとってくる。
で、こんな会話になる。
とうちゃん、あとでマリベーやろう
・・・・いいよ・・・・(-_-)zzz
気が進まないのにはワケがある。
どうやっても息子に勝てないのだ。だが背中は見せられない。
0-30
屈辱的な点差で負けてしまった。
そんな息子と兄の対戦。ひそかに兄を応援する。
兄がテクニックを習得したのかなかなかの接戦。4回が終わって4-4の同点。後攻の息子は最終回の5回表は守り。なんとしてでも0点に抑えて裏の攻撃で逆転しなくてはいけない。
やったぁ、ホームランだ
5回表、均衡を破るホームランが飛び出した。
それまでルンルン気分だった息子の表情がみるみる変わっていく。3度のメシよりもしゃべるのが好きな息子。しゃべり続けていないと生きていられないような男なのだが、この瞬間から一口もしゃべらなくなった。
明らかに悔しくて仕方がないという背中をしている。
テレビゲームで集中力増進--米で始まった「逆バリ」療法(CNET Japan)の記事を読んで本当だと思った。
かくして5回裏、満塁で1打サヨナラ。息子の集中力が勝利を呼んだ。