臀部のコピーだそうで...... ― 2005/11/28 15:35
久々に面白い記事を読んだ。
面白さはとにかく記事を読むしかない。ここのCNETの記事。
オフィスにあるコピー機に乗っかってなにやっているんだか、その光景を想像するだけでもニヤっとさせられる。
体の一部をコピーするなんて行為は誰でも一度はやったことがあるだろうから、面白さがふくらむ。
もちろん臀部や記事にあるように男性性器をコピーするなんて経験を持っている人は少ない(記事によると多そうだが)とは思うが。
何かの映画のシーンにもあったような記憶が.....。男と女がオフィスで燃え上がってしまって平らなコピー機の上へ......つい、キーにタッチしたら読み取りランプの光でびっくりなんて。
だけど臀部のコピーとは。オレの方がお前よりケツがデカい、コピーして比べりゃ、すぐ分かる......ってな感じで盛り上がっているのだろうか。
そのあたりは記事は触れていないが、臀部のコピーが服のままなのか、下着姿なのか、はたまた下着をつけていないのかで、状況は変わってくる。
ちょっと横道にそれたが、内輪の暴露的なこの手の内容がもっと表にでてくると面白いと思う。
小惑星イトカワへの着陸、サンプルの採集に世界で初めて成功した探査機はやぶさのプロジェクトでも、関係者によるblog中継が行われたが、これからはblogによる情報発信を企業も真剣に考えた方がいいかもしれない。
筆者のWill Sturgeon(CNET News.com)がどのように情報を察知したかは、情報源の秘匿のからみもあって知るすべもない。
が、キャノンが真剣に故障修理を抑えたいと考えているのならば、記事を書いてもらうより情報を自分から発信した方が話題性もあって効果はあるのではないかと思うが........。
Mzoneがlivedoor Wirelessに対抗して値下げ ― 2005/11/28 17:05
NTTドコモが12月1日から公衆無線LANサービスMzoneの利用料金を値下げする。
月額税込みで2,100円から1,575円。24時間で525円というのは変わらない。
リリースはここ。
月額525円(初期設定費用1050円)のlivedoor Wirelessの12月1日からの正式サービスに対抗する値下げ。
実はMzoneのIDを持っていてネットに接続できない時間が長時間に及ぶ場合に24時間だけ利用している。もっと安くなってほしい。
公衆無線LANの利用者を増やすためにも価格を下げて薄利多売という戦略をもっと進めるべきだと思う。
アルツハイマー病の治療薬 ― 2005/11/28 20:34
健忘症にかかっているオヤジの筆者にとってアルツハイマー病に関する情報には敏感。というわけではないが、アルツハイマー病の治療薬の開発に期待が持てそうなニュースに接してうれしくなった。
アルツハイマー病の治療薬の開発でホットな話題が、βアミロイド(ベータアミロイド)の細胞内での生成を抑える研究。
大脳皮質にβアミロイドが蓄積して神経細胞の機能が失われるのが直接の原因とみられていることから、そのβアミロイドの蓄積をなんとか抑えてやろうというのが狙いだ。
日本薬学会のメディシナルケミストリーシンポジウム(11月28~30日、大阪厚生年金会館)で木曽良明・京都薬科大教授と東京大、理化学研究所のグループが発表した化合物もその一つ。マウスの実験でベータアミロイドの生成が約半分に抑えられたということで、アルツハイマー病治療薬の開発に期待がもたれている。
もともとベータアミロイドというのはポリペプチドと呼ばれる種類の物質で、アミノ酸が40個から42個結合している。
細胞膜を突き刺すようにくっついているアミロイド前駆体タンパク質(APP、アミノ酸数が約700個)の一部分。アミロイド前駆体タンパク質にβセクレターゼ(BACE1)、γセクレターゼの2つのタンパク質分解酵素が働いてタンパク質が切断されて細胞内に蓄積するようになるらしい。
そこでアミロイド前駆体タンパク質に作用するタンパク質分解酵素の働きを抑えることでアルツハイマ病を治療できないかと研究が進められている。
2つのタンパク質分解酵素のうち対象となるのはβセクレターゼ。βセクレターゼの機能が失われたマウスは問題なさそうだし、神経細胞の分化にかかわるγセクレターゼの働きをブロックするわけにはいかないからだ。
もっとも何でベータアミロイドが蓄積するかは分かっていないが、とにかくベータアミロイドが蓄積しないようにしようという方向で進められているアルツハイマー病の治療薬の研究。わたしが超高齢者になる前に、なんとか治療薬が開発されるといいのだが。