Tweet

あなたも、わたしも、ぼくも、みんなジャーナリスト2005/12/09 12:59

気になるrelease

世界中の誰でもがニュースを発信する時代に突入する――。

エニグモダブリュー・エンド・ジー・パブリックリレーションズが9日から、ニュースリリース配信サービスpress@blog(プレブロ、icon)のサービスを本格化。icon< エニグモとWGPR、ブログへのニュースリリース配信サービス「プレブロ」を開始 >iconというタイトルのリリースを見てそう感じた。

配信するリリースの第一号がギャガ・コミュニケーションズ配給の映画『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(2006年1月14日公開)。

press@blogに登録したブログ編集者(つまりはブログを持っている人)にメールでリリースを送信。これをもとにブログ編集者がブログを書いて、掲載しましたよと申請すると、謝礼が振り込まれる――という流れになっている。

いわゆるジャーナリスト以外の人もリリースというニュースソースを元に記事を書く。つまりはブログを持っている人は誰でもジャーナリストになれることを意味している。

インターネットの匿名性を問題視して不特定多数の人々によるジャーナリズムに否定的な意見があるが、ネットによる情報発信は時代の流れ。発信される情報を食い止めることはできない。となれば、玉石混交の情報からいかに真実の情報を見つけ出すかというフィルタリングの能力を、いかに身に着けるのかを考える時代になっている。

インターネットによるシームレスな社会が進むことによって、これまで記事を書くジャーナリストと記事を読む読者との間にあった”垣根”が取っ払われる時代が到来するのを予感させてくれる。

地球上の64億8000万人の人々全員がジャーナリスト化する時代。もちろん職業人としてのジャーナリストはいかにあるべきかという存在意義も問われている。

イヌのゲノム配列の論文.......ネイチャー2005/12/09 13:29

気になるpaper

英科学誌ネイチャー(Nature 438, 803-819 (8 December 2005) | doi:10.1038/nature04338)にイヌの全遺伝子配列(ゲノム)に関するicon論文icon iconが掲載された。

アブストラクト<Genome sequence, comparative analysis and haplotype structure of the domestic dog>icon

イエイヌ(Canis familiaris)ゲノムに関する論文。

イヌは品種改良を重ねてきて血統書もあって遺伝的なつながりを調査しやすいこともあって遺伝子と遺伝子疾患の関係を研究するのに役立つと期待されている。

花粉量は2005年より減少の見込み.......はやくも情報サイトオープン2005/12/09 16:03

はやくも来年春の花粉の飛散予測が報告されている。

協和発酵が5日に花粉症情報サイト「花粉症*ナビ」iconをオープン。スギ花粉飛散予測を公開している。

2005年夏の気象条件から予測すると、2006年春に飛散する花粉量は2005年と比較して、減少する見込みとのことだが2005年はものすごかったことを考えると油断はできない。

忘れもしない3月19日。朝起きたら車が真黄色になるまで花粉がこびりついていた。さすがに我慢できずに息子と2人で耳鼻咽喉科に朝一番で行った......もののみんな同じようで診察開始前の8:45に着いたのに、病院を出たのが13:00を回っていた。

すぐに楽になったので息子と2人で「もっと早くくればよかった」。来春も鼻がぐずぐずいい始めたら半日つぶすつもりで医者にいこうと覚悟を決めている。

ソフィアがポッドキャスト・プロジェクト第2弾として独自番組配信2005/12/09 18:16

気になるリリース

ソフィアがポッドキャスト・プロジェクト第2弾としてSofia Podcasting Studioiconをオープンさせた。

icon<12/10より、ポッドキャスティングの独自番組を配信します!>iconによると、
  • 晴山陽一の<ペアで覚える英単語 コントラストは脳を刺激する!>
  • 福島直樹の<就活の常識を疑え!>
  • の2番組を無料で配信する。

さっそく、 <ペアで覚える英単語> iconのRSSをiTunesにドラッグ&ドロップして登録。左サイドバーのpodcastのリンクにも追加して活用してみることにする。

映画「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」(2006年1月14日公開)2005/12/09 20:15

気になる映画

グウィネス・パルトロワがどんな演技をするのかぜひ見てみたい。

guines

公式ページiconのプロダクションノートには、
胸を締めつけるような彼女のせつない演技はグウィネスの父への想いを昇華させたものなのかもしれない
とある。

guines

guines

彼女の父親でプロデューサーのブルース・パルトロワが、がんでこの映画の撮影がスタートする前年に他界。きっと、天才数学者の愛する父を亡くした娘と自分とを重ね合わせた切ない思いが描き出されているに違いない。

今回と同様、ジョン・マッデン監督とコンビを組んだ<恋に落ちたシェイクスピア>の乙女とはまた、一味違ったグウィネス・パルトロワを見せてくれるような気がする。