死亡数が出生数を上回って人口減少に転じた1年......子どもの数を増やす手立ては? ― 2005/12/27 11:31
気になるrelease
高齢社会が現実のものになってきた。1年間の出生数が死亡数を下回り人口が減少に転じる。高齢者が増え、若者が少ない社会。これからどうなるのだろう。
厚生労働省が発表した<平成17年 人口動態統計の年間推計>
を見て再確認。出生1,067,000人、死亡1,077,000人、差し引き1,000人の減少となった。
エクセルデータをダウンロードして作成したグラフ↓
<パラサイト社会のゆくえ>(ちくま新書)などで知られる山田昌弘さんは、若者がいかに親元を離れて暮らせるようにするかという仕組みを作らないといけないと指摘している。そうしない限りパラサイトシングルは減らないし、子供の数が増えない。
税制の見直しで児童手当が拡充されることになったが、どうすれば子供の数を増やすことができるのだろうか。
ナノテク分析技術で洗濯の仕上げ剤の効果を確認......花王 ― 2005/12/27 13:10
気になるrelease
ずいぶんと前から注目されているナノテク技術のすごさはなんとなくイメージできても、いまいひとつピントこなかったが、花王の<繊維表面に吸着した複数成分の、ナノレベルの層構造が解析可能に! 干している間にシワがとれる衣料用仕上げ剤の、作用機構を解明>
を読むと、身近なところでナノテク技術の恩恵を受けられるようになったのだなと感じさせてくれる。
- 分析飛行時間型2次イオン質量分析計TOF-SIMSによる最表面の成分分析
- 原子間力顕微鏡AFMによるナノレベルの層状構造の解析
- X線光電子分光法XPSによるナノレベルの深さ方向の成分分析 を用いることで、
分析したのは繊維に滑りを与える柔軟成分とハリを与える糊成分が配合された衣料用仕上げ剤で処理した衣類繊維の表面。2成分がナノレベルの厚さで2層構造をとって繊維に吸着されていて、繊維を覆った乗り成分の上層に柔軟成分が積層されていたという。
ということで2成分が入った仕上げ剤はふんわりとしながら糊のパリッと感を維持できるのだという説明が説得力をもってくる。とはいえ、この技術で分析できるまでは2成分の仕上げ剤の効果は絵に描いた餅だったのかもしれない、とふと思ってしまった。
グーグルが3D表示可能な地図ソフト「Google Earth」を提供開始....CNETでもっとも読まれた記事 ― 2005/12/27 14:28
気になるnews
CNET JAPANの記事で1年間でもっとも読まれたのが<グーグルが3D表示可能な地図ソフト「Google Earth」を提供開始>
だった。
<年末特集:2005年にもっとも読まれた記事を発表!>
で一位に輝いた。
地図は見ていて楽しい。それだけに1位に選ばれたのは納得。Google Maps(Google ローカル)も使っていてなんと便利なのだと思う。
Impressの

Yahoo!がベータ版とはいえスクロール地図を始めたし、携帯電話に手軽に地図を表示できるサービスもスタート。blogに地図を貼り付けられる<ちず窓>や<お散歩マニア>
も登場した。
2006年は地図をめぐるサービスはどこまで広がるか楽しみだ。