出版社向けの本の販売データWeb配信サービスが始まった ― 2005/12/26 15:57
気になるrelease
電子書籍が普及してきているとはいえ、まだまだ印刷した本を読むことが多い。いろんな部分に付箋紙をはってマークをつけたりできるし、読みかけの部分で閉じてしまっておくことができる。
とはいえ出版社にとっては、いかに効率よく印刷するかが重要なようで、大量の返品の山に困ったり、少しでも在庫を抱える量を減らそうと算段しているらしい。
こうした悩みを解消しようと、三省堂書店は書籍の販売実績をほぼリアル・タイムで提供する出版社向けの販売データWeb配信サービス「本DAS-P」を11月から開始した。書籍の企画、営業、増刷、販売の効率アップ、返品率を減少させることができるという。
三省堂書店と日本アイ・ビー・エム連名の
<リアルタイムに書籍販売データを出版社へ提供 売り上げ推移を把握して、効果的な出版販売を実現>
には、年内に120社、最終的に250社の出版社への販売を目指しますとある。
書店の店員が検索して在庫状況を教えてくれることも可能という。特に急ぎでほしい場合に、どの店に置いてあるかという情報は重要。amazonにも導入してもらって検索できるようになると便利そうだ。
  