サイエンスのES細胞の論文は捏造だったとの報道.....ソウル大の英文HPには調査委の見解はまだなし ― 2005/12/30 08:40
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MSN毎日インタラクティブの<ES細胞:完全なねつ造 ソウル大正式発表>によると、ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授によるヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)に関する研究は捏造だったとソウル大の調査委員会が発表したという。
記事によると、
黄教授が冷凍保存した後、解凍した5個のES細胞のDNAを分析した結果、患者のクローン胚から作ったES細胞ではなく、共同研究者の病院で保管されていた受精卵由来のES細胞だったことが判明。こうしたことから調査委は、ES細胞の作成を立証する科学的データを黄教授の研究チームが保有していないと判断した。という。
これについてソウル大のHP(英文)には30日早朝の段階で記載はない。
焦点のsaienceの論文の削除についてscienseは慎重な姿勢を示している。もちろん論文を削除する方法にはあるが、きちんと手続きをとるとしている。HPに29 December 2005付の<Statement by Science Editors on Korean Stem Cell Probe>を掲載。We have given them a deadline of tomorrow, Friday, 30 December. として、共著者からの論文削除に関する同意のデッドラインを設けた。
ちなみにサイエンス自体にもソウル大調査委員会からの正式な調査結果は届いていないという。
コメント
_ S.Bisei ― 2005/12/30 19:45
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ソウル大が調査結果をHPに掲載した。
30日夕にはアップされていたl。