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陽だまりのグラウンド、をみた2005/12/01 17:16

つくづくキアヌ・リーブスっていい人なんだなと思ってしまう。

陽だまりのグラウンド、をみての感想。相変わらずマトリックスのヘアースタイルだし、妻に言わせると「あのお顔だから悪者なんてできないわよ」ということになる。

DVD

妻にしてみれば昔、ファンだった贔屓目もあって、ワンパターンともいえるような役作りも、まぁっいっかな、といったところのようだ。

チンピラの雰囲気を少しでも出そうとしているのかタバコの吸い方も変に力が入っているのがまた面白い。

学校の美人の先生とのご対面!のシーンなんかは、チンピラなんだけど、よく思われたくて丁寧な言葉をなんとか使っているという芝居をしているつもりなんだろうが、見ている側には逆に善人が悪ぶっているようにしか見えないけれども、仕方がないから許してあげようという気にさせられる。

逆の意味で気に入っているシーンかな。

先生とご対面のシーン(mp4、10,033KB)

おい、ちょっと待て、あんたは借金をいっぱい抱えているじゃないのか?といったように違和感を感じさせる部分が随所にあったりするが、一歩引いてキアヌ・リーブスが一生懸命に芝居している映画なんだと思ってみると楽しめると思う。

じんわりさせる映画だけにきっと、登場人物のすさんだ生活をリアルに描いたりしたら失敗した映画なのだろう。

子どももやけに明るくてじんわりさせる映画だけに、登場人物のすさんだ生活をリアルに描かなかったことで成功した映画らしくない映画といった気がする。

なかなか面白かった。

コメント

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_ シアフレ.blog - 2005/12/20 23:04

生意気で強情だけど、純粋に野球が大好きで、心の底から野球を楽しんでいる黒人少年たちの姿がとても印象的です。 治安の悪いスラムで日々生命の危険を感じながら暮らす野球チームの少年たちにとって、グラウンドで野球を楽しむことがいかに楽しいことなのかよく伝わってき

_ ももママの心のblog - 2006/01/20 19:37

2001年(2002年公開) アメリカ ヒューマンドラマ、スポーツ
2006年1月17日 VTR
監督 ブライアン・ロビンス
出演 キアヌ・リーヴス(スピード、マトリックス、恋愛適齢期、コンスタンティン)、ダイアン・レイン(トスカーナの休日)

コナー・オニール(キアヌ・リーヴス)は酒とギャンブルに明け暮れ、そのための多大な借金を抱えていた。{/face_naki/}どうしようもないところまで追い詰められた彼は、証券会社に勤める友人・ジミーに助けを求める。ジミーは毎週500ドルと引き換えに、彼の会社が出資している少年野球チームのコーチを命じた。{/baseball/}仕方なく引き受けたコナーだったが、命の危険のさえあるシカゴのスラム街に住んでいる子どもたちが、環境にめげずに生きる姿を見て徐々に態度が変わってくる。{/face_warai/}学校の教師として子どもたちに関わっていたエリザベス(ダイアン・レイン)とも出会い、リーグ優勝を目指すことになる。そして・・・

物語は単純で、身を持ち崩していた男が野球と子どもと良い女に出会ってまっとうになって行くまでの物語である。しかし、分かってはいるが子どもたちの生き生きとしたしぐさや、劣悪な環境にあっても野球によって支えられているというエピソードに案外乗せられてしまう。{/onpu/}週500ドルもらえる少年野球のコーチなんて甘い話がどこに転がっているのかとも思う。しかしジミーは、コナーに立ち直って欲しかったのだろう。そして実際のシカゴのスラム街がこの映画ほどひどいところかどうか分からないが、そこで暮す子どもたちには罪のない事。金目当てだけで子どもなんか苦手だと言っていたコナーだが、子どもたちと関わって行くうちに本気になっていく。{/up/}子どもたちをピザ屋に連れて行っても払うお金はないし、いちかばちかで賭けをして、(見ているほうはまたギャンブルかと思うのだが)得たお金で本物の野球場に連れていくのだ。{/hiyo_en2/}サミー・ソーサがホントに出演してる。{/heartss_pink/}{/heratss_blue/}{/heartss_pink/}
生のメジャーの試合を見て勇気百倍になった子どもたちは、ぐんぐん勝ち進む。思わぬ悲劇もないではないが、基本的に物語は予定調和的に進む。{/apples/}
子どもたちに何かしようとしてもまっとうな生活をしてこなかった危うさを、キアヌがうまく出している。{/hand_goo/}エリザベスとの出会いも、年配のシスターを想像していたのに妙齢の美人だったことに戸惑う表情がとても良かった。{/face_suki/}
ダイアン・レインの落ち着いた魅力もgood。若い頃のキュートな面影を残しながらも、いつの間にか知的な大人を演じられる女優になっていた。{/hakushu/}
ついつい乗せられて、ついつい泣いてしまった私である。やられた。{/hearts_pink/}{/ase/}