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ハナミズキ2005/09/20 10:02

mi of doogwood

 ハナミズキに実がなっているのを発見した。実が赤く色づいて葉が真っ赤に燃えるようになったのを見ると秋が深まったのだと痛感させられる。

 GWごろの花もいいが、この時期もまた楽しませてくれる。

 この木も年によってよく咲いたり、咲かなかったりするようだ。

 ここ数年、咲きが悪い。わが家の庭の若い木は植えた翌年は咲いたが以後、2年続けて咲いていない。秋になって小枝の先端に花芽がふっくらしたのがついていれば、翌春の可憐な花は約束されている。

 残念ながらわが家のハナミズキは来春もだめなようだ。

 米国に桜の木を送った返礼に贈られたアメリカハナミズキがだいぶん、街路を席巻しているが、和種のハナミズキもまた日本の町並みにあっている。英語名は「ドッグウッド」。樹皮を煎じると犬の皮膚病の薬になるところからつけられた名前だという。

 政治家の田中真紀子さんの家の庭にも植わっていたらしい。

 どこかは定かではないが田中邸(目白御殿)だとすると、敷地の一部は田中角栄さんの相続税を納入できなかったために国庫に物納したということで、思い出のハナミズキは残っているのかどうか。

 なんでも戌年生まれのお子さんが生まれた年に庭に植えたということだ。ご本人から聞いたときに、ほんのちょっとなんでこんなことまで聞かれるんだという顔を見せたが、わが子のことを話をする母親の表情を垣間見せたのが記憶に残っている。

 機会があったらハナミズキはどうしたのかぜひ、聞いてみたい。

 物納した目白御殿の一部は、一帯に広がる日本女子大学が購入したという。

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